「シギ」と「チドリ」の違い

今回の鳥はケリです。

ケリはチドリ目チドリ科に分類される鳥類の一種です。チドリ目にはシギ科もあります。
生態・形態ともに似ている両者は「シギチ」として一体として扱われることも多いのですが、
ただ何となくシギの仲間には大きな鳥が、チドリには小さな鳥が多いと漠然と思っていました。
従ってケリはシギ科の鳥かと思ったのですがチドリ科の鳥でした。
「チドリ科とシギ科の違いは何?」と疑問に思い調べてみました。

あくまでも観察するうえで「チドリ」なのか「シギ」なのかが簡単に判断できればよいという程度です。
(生物学的なことは分かりません。一般論として記述しています)

結論ポイント1 行動:チドリの仲間は歩いては立ち止まることをくりかえす。
           シギの仲間ではこれがない。
結論ポイント2 形態:チドリの仲間は頭部は丸みを帯び、眼は大型。嘴は短い。
           シギの仲間は頸部が長い種が多い。嘴は長い。

これは餌のとり方に関係していました。

チドリの仲間は、眼で地表面の餌を見つけ採餌します。
地表で獲物をついばんだ後に少し徘徊し、また獲物をついばむといった行動を取ることが多くなります。
それで餌を見つけやすいように眼が大きくなり、すばやく走り寄って食べる行動につながってきます。
また方向転換しすぐにどちらへも動けるように必然的に片足を上げていることが多いようです。
餌が取り合いとなるチドリは他の鳥がそばに近づくと、威嚇する様子が見られることも。

一方シギの仲間は長いくちばしを泥の中に差し込んで、泥の中にひそんでいる餌を探り出して食べます。
それで嘴が細く、どちらかというと長めの形態に現れ、探って見つけるため性急な動きとなりません。

以上が観察時の「シギ」と「チドリ」の識別目安です。
これでケリがチドリの仲間だと納得でき、ケリがつきました。

地表の餌をついばみながら移動します。また餌を採るときに飛びつくような性急な動きも見られました。
ケリ (2)

ケリ (4)


片足を上げている姿の画像が沢山撮れたのは、立ち止った時に片足を上げていることが多い現れなのかな?
ケリ (1)

ケリ (5)


眼が大きいのは疑いようがありませんでした。赤色の虹彩の大きな眼をしています。
何を警戒していたのか時々上空を見ながら歩いていました。喧嘩っ早いケリを誰が襲うのかな?・・・。
ケリ (3)

ケリ (6)

ケリ (7)

折角調べたことなのでご参考まで。


最後までご覧いただきありがとうございました。

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プロフィール

totoro

夫婦+柴犬の「きなこ」と一緒に、野鳥観察・撮影や自然散策を楽しみながら、キャンピングカーで全国各地をマイペースで放浪するセカンドライフを送っています。
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